インスタンスをチューニング(Oracleを想定) ~その1~

DBにOracleを使用しているなら、インスタンスチューニングという方法もあります。
これは、Oracleを十分理解してないと手を出せないと思っているかも知れませんが、実はそうでもないのです。
Oracle10gのOracleDarabaseManagerは、結構使い勝手が良くなってきており、チューニングする為の情報満載です。

中小規模のシステムでは、基本的にSGAに関しては自動拡張モードで問題はありませんが、例に漏れず「痒いところには手が届きません」の様です。
※DBの設計次第というところもありますが。。。

ここでチョット注意事項・・・
  • インスタンスをチューニングする際は、一気にやらない。
  • あらかじめサイズをきちんと見積り、電卓片手に微調整をする。
  • 特に、何が遅いのか(例えば、ソートが遅いとか、FullScanが多いとか)を把握しておく。
  • そもそも、OLAP的な要素が強いのか、DWH的な要素が強いのか、日常業務用なのかを理解しておく。
  • チューニングしたからには、最後まで責任を持つ
あと、本番機をチューニングする場合は、作業時間の調整を十分して下さい。
実際にパラメータを変更したら、Oracleを立ち上げ直す必要もあります。
他の作業をしている人もいるので、もめ事のネタに挙げられます。
なので・・・
  • 作業時間はあらかじめ調整しておく。(毎日又は毎週〇曜日の〇時から作業します!って感じ)
  • 夜間作業や早朝作業になるケースがあるので、体調は常に整えておく。
  • 必ずバックアップをとっておき、すぐに元通りに戻せる様にしておく。
  • 友人・知人のDBAとは仲良く、常にコンタクトを取っておく。(他人の知恵も重要)
では、次回は、具体的なチューニングを・・・

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